カテゴリ:└SIA-DAY( 7 )
Topに戻る
SIA-DAY 最終回・・・高樹のぶ子と浸るインドネシア
いつも楽しみにしているSIA-DAYinアクロス。九州大学特任教授・・・作家高樹のぶ子と浸るアジアはインドネシア編です。とうとう10回目の今日が最終回となりました。

SIA(Soaked in Asia)とは、芥川賞作家で九州大学特任教授でもある高樹のぶ子が、アジアの文学作品を読み、作家と交流し、”アジアに浸る”ことで感じた世界を、「短編朗読」「フォトデッセイ(エッセイ+写真)」「現地映像」「レクチャー」等様々な方法で発信するマルチイベントです。今回のインドネシア編では、インドネシアのマイノリティであるバリ島ヒンドゥー社会で、女性の美と力を表現しつづけているオカ・ルスミニさんが、対談映像で登場します。<パンフより>

b0018441_14341686.jpg

いつものように、内容は3部構成。テーマは『精霊を味方に未来の森へ―バリ島に見る融和のヒント』と題してすすめられました。

最終回とあって、各界の尽力のあった教授・RKB・新潮社・西日本新聞などの方々が見え、観客は物静かなシニアと若い学生に2極化されているのはいつもの通りでした。

インドネシア編については、そのうち西日本新聞に載ることでしょう。アジアを10カ国巡った果てに到達した感性は、短編小説「トモスイ」で川端康成文学賞受賞として結実しました。
b0018441_17423761.jpg
おやつタイム・・・現地のお菓子と飲み物がふるまわれます。


福岡在住・同じ年・女流作家という俗な興味から参加し始めたSIAでしたが、このような五感に訴えるイベントは、九大のバックボーンなしでは考えられないプロジェクトでしょうね。

活字離れを起こしている身にはいろいろ刺激になり、日本に居ながらアジアを旅している雰囲気に浸れた5年間でした。お疲れ様。今後もご活躍に注目しています。

[PR]
by otomi_2 | 2010-09-20 14:02 | └SIA-DAY | Comments(4) Topに戻る
SIA-DAY 第8回・・・高樹のぶ子と浸る韓国
いつも楽しみにしているSIA-DAYinアクロス。九州大学特任教授・・・作家高樹のぶ子と浸るアジアは韓国編です。
b0018441_0183594.jpg

何故今頃韓国? 実は高樹のぶ子の祖父が生前、朝鮮半島から来た青年たちの世話をしていて、韓国に戻り重要なポストに就いている者もあれば、北朝鮮に戻り行方不明の者もあり、あまりにも近すぎて取り上げるのに、準備と覚悟が必要だったそうです。

今回のテーマは、「恨(ハン)をバネに恨を越える―儒教社会の女性意識」です。「恨」という言葉に最初にふれたのは、NHKハングル講座の小倉紀藏氏から。日本でいう恨み・怨念とかでは言い表せない、多種多様な情念をさす言葉で、韓国はまさに恨の文化ともいわれています。

b0018441_0275486.jpgいつも高樹のぶ子はその国の民族衣装に身を包み、参加者達を目でも楽しませてくれるのです。

正式なチマチョゴリでは狭い会場を歩けないということで、今日はピーターパンのような軽装。

いつもながら若いセンスに脱帽!!
同い年ですよ~!!
スリムっていいですね。

さて、プログラムは例によって3部構成。第1部では韓国のベストセラー作家パク・ワンソが書いた「親切な福姫さん」から、儒教社会の古い因習にしばられた夫婦関係の性とそこにひそむ「恨」が語られます。

第2部は一転、若い女性達の未婚ならぬ「非婚宣言」。母親のような自己犠牲の人生を送りたくないと「恨」を越えた変わりゆく男女関係が語られます。

b0018441_1164119.jpgそして、いつものようにおやつ付きの休憩。

今日は伝統的な漢菓(ハングァ)と呼ばれるお菓子のセット。飲み物はトウモロコシのひげ茶でした。
これが何ともやさしい美味しさでした。

シニアネットの方にまたまた遭遇。ファンの方が多いのですよ、この催し。おしゃべりしていて、写真撮り忘れ。

第3部は、「世代を継ぐ女たち」と題して、高樹自身の短編小説「唐辛子姉妹」の朗読。その作品に「恨」という言葉に込められた今と昔の韓国人女性達をつなぐ結婚への思いが発信されていたそうですが、しかとは読み取れませんでした(汗)。

「恨」に対する強い否定は、強い愛情の裏返しともいえます。親子間にこだわりのなさが垣間見られる今日の日本人こそ問題だ・・・と自分のことを指摘されているようで、少しドキッとしましたが、高樹氏はシングル? 言葉が若干腰が引けているように感じたのは私だけかしら?

会場には、大きく「사랑 」(愛)の文字。高樹のぶ子は思いをここに凝縮させていたのですね。この文字を読める人が多かったのには吃驚されてました。九州では韓国は近くて近い国になりつつあるよう実感しています。

b0018441_0381719.jpg◇このあと、九大生は居残り、自分の「恨」について発表。

単位にかかわるそうで、特任教授高樹のぶ子の사랑 の授業が始まるのですね。お疲れ様。

楽しかったけれど、やはり3時間は長いですね。さぁ、帰りましょう。

[PR]
by otomi_2 | 2009-09-19 22:29 | └SIA-DAY | Comments(2) Topに戻る
SIA-DAY 第7回・・・高樹のぶ子と浸るタイ
九州大学特任教授高樹のぶ子のSIA-DAYも第7回を迎えます。今回はタイ編です。
b0018441_13233724.jpg

写真からもおわかりのように、今回のテーマは重いものです。

面積は日本の1、4倍なのに、人口は半分。ラマ9世が執る立憲君主制の国です。皆様の方が良くご存知とおもいますが・・・(^^ゞ
現地レポートは、男子高校生が放課後トイレで綺麗に化粧して下校し、それにたいして国民は違和感がないというショッキングな写真から始まります。

プログラムは例によって3部構成。第1部では、実際に高樹のぶ子が立ち会った性転換手術の写真とともに、命をかけて「性」というアイデンティティ獲得にいどむタイの現状がフォトデッセイ(写真+エッセイ)で話されます。写真が結構ヘビーでした。

第2部は、現地作家カム・パカー女史との交流からタイ文学の現状と異性愛とも同性愛とも違う、純愛小説「ぼくと妻」の朗読。

b0018441_1413484.jpg重いテーマにおやつ休憩は、ほっとしました。

ヴァン サンカヤーという卵とココナッツミルクを使ったゼリーにお菓子、ジャスミンティです。
このヴァン サンカヤーはとっても美味しかったですよ!!


第3部は、フォトデッセイ「性を越えた村長さん」と今回の旅を終え高樹のぶ子が書いた短編小説「トスモイ」の朗読。

結局、男性でも女性でもない、第三の性をおおらかに受容しているタイのお国柄を、こちらも受容しないことには、このテーマは理解し得ないと感じたことでした。国民の95%が仏教徒というのも影響しているのでしょうか・・・

会場でシニアネットの男性にぱったり。おかげさまで朗読のお昼寝タイムは
少なかった(それでも!)でした。

この分は今月12日、24:40~30分放映予定だそうですので、緊急投稿です。詳しくはTVでどうぞ。

[PR]
by otomi_2 | 2009-03-23 13:13 | └SIA-DAY | Comments(0) Topに戻る
SIA-DAY 第6回・・・高樹のぶ子と浸るモンゴル
どうしてこんなにSIA-DAYに参加するのでしょう?

コメント、朗読、フォトデッセイ、現地のおやつ・・・五感に訴えるアジア紹介に、海外旅行に行けない飢えを満たすため?

それとも同じ歳の作家の、旅行ガイドとは又違った切り口のアジアを体感したいため? 九大特任教授の肩書きの作家が醸し出す上質な3時間に浸る自分に満足するため?

おそらくそのすべてでしょう。
ということで、またまた第6回を迎えるSIA-DAY ・・・モンゴル編に昨日行ってまいりました。
b0018441_2236160.jpg
右下が伝統的なモンゴル文字(縦書き)・・・編集PhotoScape


モンゴルには、外モンゴルと内モンゴルがあり、今回高樹女史が旅したのは、朝青龍の出身地である首都ウランバートルがある外モンゴルです。

モンゴルは、幼い頃から、馬・弓(これは女も)・相撲をたしなむ、草本位制の国。ここでも地球温暖化のため、ゴビ砂漠に飲み込まれつつあり、草原の後退が深刻だとか・・・ 寒暖の差が激しいモンゴルの厳しい自然が語られます。

内モンゴルには現在200人の作家がおり、そのうち児童文学作家は40人。年4回発刊される季刊誌に発表されるぐらい。日本とは程遠い出版事情のようです。ここでは、ゲルの中で伝えられる口承文学が伝統的にさかんです。

b0018441_11235877.jpg今回の高樹のぶ子女史のお相手は、ジャンビーン・タシドンドク氏。
日本で言えば、丁度サトー八チロー氏のような方。歌詞・児童文学・移動図書館活動も積極的に行っています。本質を音で捉える感性には吃驚されてました。

社会主義から資本主義経済に移行した結果、子ども達の広場には建物が建ち、競争から脱落した親たちがウォッカに走り、ストリート・マンホールチルドレン達がふえているそうです。

おやつは、ボールツォグ(揚げ菓子)など3種にスーティ・チャイ(塩味の暖かいミルクティ)は、冷房で冷えた体に、ほっと染みわたるおもてなしでした。

ゲルと言う宇宙で、必要な物を最小限組み合わせて生活するというシンプルライフをいつか体感してみたいものです。その時まで広大な大草原が失われませんように・・・・・

毎度のことですが、耳障りのあまりに良いRKBアナウンサーの朗読は睡魔に襲われます。聞き逃したところは、本「新潮10月号」で補足しましょう。

2008/11/2、24:40~30分放映予定だそうですよ。

次回は、タイです。これも楽しみです。

[PR]
by otomi_2 | 2008-09-20 22:36 | └SIA-DAY | Comments(4) Topに戻る
SIA-DAY 第5回・・・高樹のぶ子と浸る上海(3/22)
折角当選しても他用とバッティングしたりで、なかなか参加できませんでした。
もう5回目です。でも大丈夫。(^_-)-☆

SIAのオフィシャルサイトで過去の情報が見る事ができます。しかもTVドキュメンタリーも!! RKBの協力によりWeb用に再編集されたもので、個人のサイトに無料提供は画期的なことなんだそうです。覗いてみてくださいね。

さて、今回も高樹のぶ子本人のコメント、VTR、RKBアナウンサーの朗読、フォトデッセイ等を駆使しての表現、そしておやつは温かいゴマ団子・・・とたっぷり3時間上海に浸ってきました。
b0018441_14174916.jpg
       パンフより。おのぼりさんと呼ばれてもいい。ワイタンをそぞろ歩きたい。

テーマは「生きる事は食べること―急成長する上海パワー―」
第1部 熱く冷たい女たち(現地女流作家パン・シャンリーとの交流)
第2部 巨大都市を支える食(上海ガニ・卵餃子など)
第3部 魔都の残り香(上海の明暗・貧富の差)
特に印象に残ったのは、「母と娘と卵餃子」と「お茶へのこだわり」など。
・母娘で作る卵の皮でくるまれた餃子・・・煮ても焼いても蒸しても破れない上海女の強さが感じられる食べ物。
・自分のお茶へのこだわり・・・個人のアイデンティティー・ステータスの象徴。職場へもマイティーを持ち込むお茶本位制・・・これが中国の自然感。

詳しくはテレビをどうぞ。
4/13(日)24:40~25:10【RKB毎日放送】 深夜ですね。(^^ゞ

二胡のBGMが流れる中、アクロス円形ホールは、上質な時間を渇望するシニアで満員でした。当日朗読した2つの短編を掲載した『新潮』4月号・おやつ代含めて1000円でした。

[PR]
by otomi_2 | 2008-03-24 13:41 | └SIA-DAY | Comments(0) Topに戻る
SIA-DAY 次は高樹のぶ子と浸る台湾ですよ~。
楽しみにしていたSIA-DAYのご案内がきました。
今回は台湾編です。

【第3回SIA-DAY 高樹のぶ子と浸る台湾!】 参加申込み受付中!
(2007年3月17日(土)、会場:アクロス福岡円形ホール) 
締切:3月7日(水)必着

今回はテキスト代1000円が要ります。申込み多数の場合は抽選。
詳細・申込み先は九州大学アジア総合政策センター まで。
b0018441_23421125.jpg
この日は立花山登山に誘われているんですよね。困った困った!!
まあ、抽選にあたってから考えましょ。→前回の記事

[PR]
by otomi_2 | 2007-02-21 23:48 | └SIA-DAY | Comments(2) Topに戻る
高樹のぶ子と浸るベトナム!(9/30)
第2回 SIA-DAY・・・それは上質の3時間余りでした。

b0018441_20481114.jpgアクロス円形ホールは満席(170席)。
会場はベトナムのテイストで飾られ、
ご自身も白のアオザイを身に纏って登場。

「わが青春時代とベトナム戦争の思い出をナップサックに入れて、ベトナムを旅してきました。
今回の切り口はベトナムと恋愛小説です・・・」と始まり、彼女の噛み砕いたコメントに、我々は次第に高樹ワールドに引き込まれるのでした。


SIA(Soaked in Asia)とは、芥川賞作家で九州大学特任教授でもある高樹のぶ子が、アジアの文学作品をよみ、作家と交流し、”アジアに浸る”ことで感じた世界を、「短編朗読」「フォトデッセイ(エッセイ+写真)」「現地映像」「レクチャー」等様々な方法で発信するマルチイベントです。今回のベトナム編では女流作家マイさんがお相手で、テーマは「戦争と恋愛」です。<パンフより>


休憩時間には、ベトナムのお菓子とお茶が振舞われ、隅々まで女性的な心配りと五感を盛った演出は心憎いばかりでした。

b0018441_21441891.jpgレクチャーでは、
・ベトナムの出版事情
   (意外な活字文化)
・日本にはないサイゴンの強い光と影
・B29の残骸の近くにディズニーランドの広告・・・
などが面白く拝聴しました。

アナウンサー二人のマイの恋愛小説「天国の風」の朗読は、映像をこえるイメージを膨らませてくれました。

多彩な表現方法で、珍しく眠くなる暇がありませんでした。ベトナムがぐっと身近に感じられたイベントでした。

b0018441_2215846.jpg
でもやはり3時間を超えると正直きついですね。
九大アジア総合政策センター主催で無料です。
次回は3月「台湾」です。ご一緒しませんか?
といっても、抽選に当たったらの話ですが・・・(苦笑)

[PR]
by otomi_2 | 2006-09-30 20:32 | └SIA-DAY | Comments(0) Topに戻る