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山鹿(熊本)を訪れました。無料招待バスツアーに一人で参加。お目当ては勿論「八千代座」です。 八千代座 日本全国で昔ながらの芝居小屋は8つほどあるとか・・・昔調べたものです(お富作成)。 亡き十八代目中村勘三郎が、全国各地に存続するいわゆる古い芝居小屋を回るというユニークな襲名披露をしました。「古い芝居小屋は近代的な建物と違って白塗りがよく映え、似合うんですよね。機構がやりにくいところもありますが、お客さんとの距離も近いし、また格別ですね」と芝居小屋の魅力を語られていました。 今回は一番南にある「八千代座」です。本望はここで演目を見ることでしたが、それは次回のお楽しみとしましょう。まず八千代座全景です。
桟敷席は奥に向かって傾斜が付いて見易く、桟の上を歩いて移動。まるで平均台をしているようで、私にはムリ無理。昔の升席はこの半分に仕切られ、4人が座っていたそうですから、狭いですね。花道とすっぽん。すっぽんは幽霊・妖怪・動物などの非現実的な役が登場するときに使用され、4人で担ぎあげます。つぎはぎだらけの廻り舞台。歴史を感じますね。現役ですが、動力もまだ人海戦術です。ここは楽屋。今は新しい楽屋の方を使用。いわゆる大部屋。へりのない琉球畳でした。 さて、ご一緒に奈落の底へ道行です。ペペンペンペン。 廻り舞台は人が押します。大事な車輪(?)はドイツ製でした。わかりにくいでしょうが、迫り(せり)です。これも人が持ちあげます。すっぽんの下辺りを歩いています。鍋田石と橋の石工達の技術のコラボにビックリ。2階桟敷席からの景色です。地元店の極彩色の広告。電気より電話が早く開通した山鹿ですから、電話番号が描かれていますね。 いや~、とても興味深い見学でした。これを踏まえて歌舞伎を見たら。10倍面白いでしょうね。 山鹿灯籠民芸館 がっしりした建物ですね。そうです、昔は安田銀行でした。かたちはどうあれ、 和紙と少量ののりだけで作られる紙細工はすべて山鹿燈籠を呼ばれます。その繊細さと美しさは、和紙工芸の極致ですね。大方のご婦人方は山鹿温泉(さくら湯)へ。私達はせめて足湯でもと思いましたが、35度で無理でした。 蓮華院誕生寺「奥の院」 このツアーは無料ですから、いろいろなスポンサー(宝石・蒲鉾・ケーキ・いちご狩り)のところへ立ち寄ります。 この誕生寺は、真言律宗九州別格本山です。予想外に広くて見所も多く、別の機会にゆっくり訪ねたいものです。 珍しい円の心経門です。世界一の大梵鐘「飛龍の鐘」です。鉄筋コンクリートの五重塔。1層が本堂で、登れる五重塔です。極楽橋から見える大仏。 最後に珍しい写真です。若貴を太刀持ち・露払いに、旭富士(?)の土俵入りです。 旅は道連れ世は情け。この年になると、糖尿病がコミュニケーションツールになるもんですね(^_-)-☆。楽しい旅でした。
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